世界的に有名な「ぐりとぐら」子供のころに読んだ思い出や読み聞かせに使った人も多いのではないでしょうか。
実は、このぐりとぐらには続編があって、スピンオフ作品が3つもあるんです!
しかも、3作品とも100万部以上の売り上げを突破しており、ぐりとぐらシリーズに相応しい面白さです。
※ちなみに、ぐりとぐらの売り上げは500万部以上!
では3作品、紹介していきます。
※この記事作成にあたり出版者様より絵本の表紙と見開きページについて使用許可を直接いただいております。
安心して、記事をご覧ください。
ぐりとぐらのえんそく
作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子
出版社: 福音館書店
発行年: 1983年
対象年齢:3歳~
ページ数:32ページ
見どころ
遠足に出かけ、マラソンを始めた野ねずみのぐりとぐらは、野原にのびていた毛糸に足をとられて、突然ころんでしまいました。その毛糸をたどっていくと……。

ぐりぐらと言えば、歌を楽しく歌うシーン、二匹で料理を作るシーン、新たな仲間とお弁当を食べるシーンなど、おなじみのシーンも満載です。
横長の絵本の端まで続く、のびた毛糸の行く先をわくわくしながら親子で一緒に楽しんで読める絵本です。
ぐりとぐらのおきゃくさま
作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子
出版社: 福音館書店
発行年: 1967年
ページ数:28ページ
見どころ
雪がたくさん積もったある日、大きな足跡を2匹が発見します。

「誰のあしあとだろう?」「どこまで続くのかな?」と二匹は足跡をたどります。
ページをめくるたびに、ぐりとぐらと一緒にドキドキ、わくわく。
あしあとをたどっていくと自分たちの家まで続いていて...。
自分たちの家で待っていた人物とは、子どもたちが大好きな有名人!
クリスマスの日に読むと盛り上がる、子どもも大人も家族みんなで楽しめる絵本です。
ぐりとぐらのかいすいよく
作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子
出版社: 福音館書店
発行年: 1977年
対象年齢:3歳~
ページ数:32ページ
見どころ
ぐりとぐらは、浜辺であきびんを見つけ、中から出てきたのは地図と浮き袋。

その中には手紙が!ぐりとぐらの大冒険が始まります。
夏のぐりとぐらと言えば、この作品。
のんびりゆらゆら海の上を進みながら冒険は続きます。
泳ぎの練習を教わるページも多いので、お子さんの泳ぎの練習、水に顔をつけるのは怖くないということを自然に伝えられる良い作品にもなると思います。
以上ぜひ読んでほしい3作品でした。
読み聞かせにも、プレゼントにも喜ばれる作品なので、ぜひ手元に取ってみてください!