作: 林 明子
出版社: 福音館書店
発行年: 1986年
対象年齢:乳幼児~ 一人で読むなら2~3歳~
ページ数:20ページ
見どころと感想
夜空を見あげると黄色く輝くお月さま、「こんばんは」と言えば「こんばんは」って返ってくる、お互いにごあいさつする幸せ。
発売以来、たくさんの子どもたちに支持され読み聞かせてきた傑作絵本です。
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描かれているお月さまは大きく明るいので乳幼児のお子様でも見やすく、優しい笑顔なので読んでいても、ほっこりします。
1歳過ぎたら理解できるほどストーリーも分かりやすいので、どの子も読んでいる間は夢中になると評判です。

1ページめくるごとに、おつきさまが段々と上ってくるという時間の経過、そして雲にかくれて悲しそうになる、最後は笑顔でハッピーエンドという感情の変化があるドラマ仕立てになっているので、小さな子でも、話にとっつきやすくしっかりと理解しやすい様です。
絵も親しみやすく言葉も簡単なので飽きにくく、2歳児からでも一人で読書が出来ると気づかされる1作です。
また、こんばんはとお互いに挨拶をする絵本なので、人と会った時にも「こんにちは」や「こんばんは」と挨拶が出来るようになるので、きちんとごあいさつが出来る子に育つ教養にもとても良い作品だと思いました。
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