作: 松岡 享子
絵: 林 明子
出版社: 福音館書店
発行年: 1982年
対象年齢
読み聞かせるなら4歳~ 1人で読むなら小学生~ ページ数:40ページ
見どころと感想
おふろで繰り広げられる、子どもの空想が現実化した楽しいファンタジーの世界に入れる作品です。
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主人公の男の子がお風呂に入っているとカバやアシカ、ペンギン、最後は大きなクジラまで出てきて、どんどん話が広がっていきます。
みんなでちゃんと肩が浸かるまで50数えて温まったら、最後は優しいおかあさんのタオルに包まれて終わります。

主人公の男の子は一人でお風呂に入れて、体の隅々まで、きちんと洗うし、最後は肩まで浸かって温まります。
読んでいくうちに主人公と一緒にお風呂に入っている様な感覚になるので、自分の子どもが真似して、お風呂に入るのが自立する、自主性を上げるのに、うってつけのお話です。
ただしっかりストーリーがある反面、けっこう文章が長いので読み聞かせには疲れるかもしれません(笑)
一人で読むなら小学生低学年ぐらいが良いかなと感じました。
でも色んな動物が出てくるのも楽しいし、絵のタッチ、暖かい色合いも素敵なので、お風呂嫌いな子でも、お風呂が楽しくなり、おふろに入る時間が待ち遠しくなる絵本です。
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