じゃあじゃあびりびりの見どころと感想

ダブルミリオン絵本

乳幼児の絵本としては一番有名ではというぐらい定番になっている絵本です。

作・絵:まつい のりこ

出版社:偕成社

発行年:1983年

対象年齢:乳幼児~
ページ数:22ページ

※アイキャッチ画像出典元:偕成社 作・絵:まつい のりこ

見どころと感想

蛇口から水がじゃーじゃー出る音、紙を破った時にびりびりと出る音など、あかちゃんも日常でよく耳にする音を題材にしているので、興味を示す子が多く、読み聞かせている間は手足をバタバタさせて笑ったり、めくるページページに反応し声をあげ大喜びしたり、じっと集中して聞いていたりとたいへん評判が良いです。

出典:偕成社 作・絵:まつい のりこ

現在販売されている絵本は改訂版であり、ページは厚紙、本の角は丸くカットされているので、あかちゃんが口に入れても、放り投げても安心の作りになっています。
絵本のサイズも子供の手に収まる様に持ちやすくできていて、文章は全て平仮名なので小さな子でも一人で読みやすいです。
またボードブックはページをめくる時に指を切る心配も無いのが嬉しいですね。
サイズもコンパクトで小さいので、お出かけする時の持ち運びにも便利です。

1ページ完結だから、どこからでも読めて飽きにくい

1つの見開きページに、1つの音が描かれていて、ストーリー性がないので、どこから見ても楽しめる工夫がされています。

擬音や効果音も特徴的に書かれているので、ウケが良いです。
物の音って赤ちゃんや小さい子にとっては、きっと見入ってしまうものなのかもしれません。絵も見やすくシンプルです。
サイズも絵も色合いも言葉も全てが、あかちゃんのための絵本だと感じました。

最初のページに名前を書く場所があるので、お子さんの名前を書いてあげられるのも嬉しいところです。

日常生活の習慣づくりにも役立つ

蛇口や車の走る音が出てくるので、お子さんが大きくなって一人で歩けるようになった時に、外から帰ってきたら蛇口で手を洗う、車が走っている時は危ないことを認識するといったことに役立ちます。

読み聞かせている時に蛇口の絵の前で手を洗う真似をしたり、泣いている赤ちゃんの絵をなでてあげたりする仕草をご両親がしながら読むと、お子さんにも伝わり真似し、やがて理解していくので、手洗いの習慣づけや友達や家族を慰める心が養えます。

乳幼児の絵本として有名であるだけでなく、売上げも300万部※を突破しており、知名度も売行きも非常に高い絵本なので、その実力は折り紙つき。
ぜひ手に取って読んであげてください(^^♪

※出典:https://www1.e-hon.ne.jp/content/cam/2021/millionbook.html 全国書店ネットワークe-hon ミリオンぶっくより

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