乳幼児~子どもまで幅広い年齢に支持されている絵本です。
赤ちゃんから大人まで笑ってしまうと、発売以来ずっと人気の定番作品です。

作: かがくい ひろし
出版社: ブロンズ新社
発行年: 2008年
対象年齢:乳幼児~ 一人で読むなら3歳~
ページ数:24ページ
見どころと感想
可愛らしいだるまさんが擬音とともに、伸びたり縮んだり、ずっこけたり、ページをめくるたびに面白く変化する子どもが喜びそうなことをユーモラスに描いた作品です。
どの年齢層の子どもにもウケますが、真似することが大好きな1~3歳児のお子さんには特にウケると評判です。
保育所では朝からみんなで取り合いになるそうです(笑)
「泣く子も笑う絵本」として書店で紹介されていることも多く、病院やクリニックなど診療所の待合室や歯科医院など子どもがドキドキ不安になるところに置かれているのをよく目にします。
だるまさんの可愛くコミカルな動きとギャグっぽい言葉が、きっと小さい子の心を勇気づけてくれるのでしょうね。
あかちゃんがぐずったり泣いたりした時に読むのに良し、小さい子が不安になったり緊張したりした時に読むのにもオススメの良本です。
子どもとスキンシップを取りながら読むと、さらに良い
びろーんとのびたり、縮んだり、ドテッと転んだり、「ぷっ」とおならまでしちゃったりユーモアたっぷりで多芸のだるまさんなので、ただ読むだけでなく、子どもを膝に乗せてゆらゆら動かすなど、動作をつけながらアトラクション感覚で読んであげるのが個人的にオススメです。

「どてっ」の時には一緒に転び、「ぷしゅー」では小さく縮みながらぎゅっと抱きしめてあげる、「ぷっ」とおならをするページではお尻を上に持ち上げて読むなど、親子でスキンシップを図りながら読んであげると、たいへん喜ばれると思います。
小学校の教育の場でもよく用いられる絵本
保育所や幼稚園だけでなく、小学校でも読み聞かせや授業で使われることがあるそうです。
特別支援学級の先生や発達障害がある子どもさんの読み聞かせにも使うことが多い絵本という口コミも多くみられました。
普段は無表情だったり興味を持たなかったりする子でも、この絵本を読むと表情が柔らかくなったり、声を出して笑ったりすると凄く高評価されています。
ずっと読み続けられる絵本
乳幼児~2歳の子には読み聞かせ、3歳児からは一人で読み、5歳児からは兄弟や自分より小さい子に読み聞かせして一緒に楽しめるといった素晴らしさがあります。
子どもの成長と共に乳幼児では動きや擬音で笑っていたのが、大きくなるにつれて、言葉やリズム、動きの意味も理解できてくるので、新しい面白さに気付くといった子どもの成長と共に読み続けられる絵本です。
だるまさんシリーズは3作品ある!
だるまさんの「なに」を見せてくれるのでしょう。 期待に胸が膨らみます。

2作目は、だるまさん「の」何かで、笑わせてくれます
その何かはページをめくってみてのお楽しみ。
ぜひ、お子さんと一緒に何が起こるかワクワクして読んでみてください(^^♪
3作目
赤ちゃんから大人まで大人気「だるまさん」シリーズの第3弾は、だるまさん一人じゃなくてお友だちと一緒。
常識にとらわれないお馴染みのユーモアな動きから、お友だちとのほっこりするような心温かい場面まで。

絵本のだるまさんとメロンさんと同じように、親子で「ぎゅっ」と真似して、自然に子どもと触れあうコミュニケーションがとれます。
乳幼児の子にも、もちろんオススメですが、最初の反抗期が始まった子にも親子のスキンシップがとれる作品です。
最後に
だるまさんシリーズは3作品とも「泣く子も笑う絵本」として、よく紹介されている絵本なので、泣き止まない子どもをあやすとき時や笑顔にさせるのに役立つと思います。
また乳幼児~小学生まで幅広い年齢層にウケるので、小さいうちから読み聞かせに使っても長く楽しめる絵本だと思います。
だるまは怖いイメージがありがちですが、この絵本のだるまさんはコミカルでユーモアたっぷりのとっても愛嬌のあるキャラクターなので、きっと親子で好きになるでしょう。
ぜひ手にとって読んでみて、その人気の理由を実感してください(^^♪
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