ノンタンおねしょでしょんの見どころと感想

おねしょをしてしまったノンタンと友達が布団を干している間に、おねしょしたことを歌で明るく笑い飛ばすお話です。

出典元:作・絵:キヨノ サチコ 出版社:偕成社

作・絵:キヨノ サチコ
出版社:偕成社
発行年:1978年
対象年齢:3、4歳~
ページ数:32ページ

見どころと感想

ノンタンがおねしょしてしまい落ち込んでいたら、友達も全員おねしょしていたので、皆でおねしょした布団を干すお話です。

出典元:作・絵:キヨノ サチコ 出版社:偕成社

皆がおねしょをしたことで、罪悪感や後悔が和らいで、明るく楽しくおねしょの歌を歌ったりするので、おねしょをされてイライラしてしまう両親にはクスリと笑える余裕をくれる、お子さんがおねしょをしてしまう場合は励ますよりも、この絵本を読む方が元気づけられるかもしれません。

おねしょをされた時、両親からすればどうしても怒ったりしてしまいがちですが、本人が一番恥ずかしいし苦しいものだと思います。
やってしまった罪悪感や後悔から落ち込み、明日もしちゃうとどうしようというストレスや不安など精神的なものから繰り返すこともあります。

そんな時にオススメ出来る絵本です。

動物によっておねしょの形が違っていて、おさかな形やハート形のおねしょなんてユーモアがあって面白いですし、おねしょでしょん♬の軽快なリズムで歌うオリジナルの歌も見ていて楽しいです。

最後は、明日はおねしょしませんようにという皆の反省と願いが込められてお話を終わらせているところも良いなと感じました。

おねしょしてしまうのはネガティブなことですが、ひどく落ち込むよりかは次に失敗しない様に明るく笑い飛ばすことも精神的ケアとして必要なのかなと思わせてくれる作品です。

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