だるまちゃんとてんぐちゃんの見どころと感想

作・絵:加古 里子
出版社:福音館書店

発行年:1967年
対象年齢:3歳~
ページ数:28P

見どころと感想

「だるまちゃんシリーズ」は、たくさんあるのですが、特に人気のてんぐちゃんとのやりとりを物語にした絵本です。

だるまちゃんは、てんぐちゃんが持っているものが、うらやましく、欲しくなります。
そのたび、だるまちゃんに色んなものを出してあげるお父さんの優しさと、真似しただるまちゃんに対して「すてきだね」と言えるてんぐちゃんの器の広さに心が温かくなります。

子どもは承認欲求が強く、人の持っている物が何でも欲しくなるもの。
それを一生懸命叶えてあげようとする親の優しさとてんぐちゃんという優しい友達の大切さを知れる作品です。

この絵本とともに、何かを頑張った時、がまん出来た時、兄弟がいるならお兄ちゃん、お姉ちゃん出来た時など子供が成長できた時は「すごいね、すてきだね」といっぱい褒めてあげると良いと思います(^^♪

また、この作品はシリーズ化されています。

だるまちゃんのところにカミナリが落ちてきたかと思えば、それはカミナリの子どもでした。ずっと泣いているカミナリちゃんに親切にしてあげる心と困っている人を助けることの大切さを知れる作品です。

だるまちゃんが雪の中で、うさぎちゃんと出会って一緒に遊ぶ作品です。
雪だるまを作ったりスキーをしたり冬の雪が積もった時に遊んで楽しむことをテーマにした絵本です。

表紙からはトラとだるまちゃんが対決する様にみえますが、絵本の中身は二人とも仲良しで町中でお絵描きする作品です。
子どもが大好きなお絵描きやいたずらをテーマにした絵本です。

以上、2作目~4作目までの3作品を紹介しましたが、だるまちゃんシリーズは、この他に10作品以上もシリーズ作品があります。

どれも面白い絵本なので、まずは1作品目である「だるまちゃんとてんぐちゃん」を読んでみて、親子で気に入ったら、ぜひ他の作品も読んでみてくださいね(^^♪

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