いやだいやだの見どころと感想

作・絵:せな けいこ
出版社:福音館書店

発行年:1969年

対象年齢:乳幼児~
ページ数:24P

ねないこだれだを書かれた著者せな けいこさんの作品です。

見どころと感想

表紙の不満そうな女の子の表情が印象的な絵本です。

表紙の主人公「ルルちゃん」は何でもかんでも「いやだ、いやだ」を繰り返すイヤイヤ期真っ只中の女の子。 何を聞いてもイヤイヤ言われるので、お母さんは困ってしまいますよね。
でもこの絵本のお母さんは、とっておきの方法を思いついて、逆にルルちゃんを困らせることに成功します。

出典:福音館書店 作・絵:せな けいこ

頭では分かっていても、いやだと反抗してしまう小さな子どもの気持ちとお母さんの気持ちをユーモアを交えてほんわか描いた面白い作品です。

イヤイヤ期のお子さんにはぜひ読み聞かせてあげたい絵本

2歳、3歳を過ぎて丁度いやいや期に入ったお子さんにも、そのご両親にもぜひ読んでいただきたい絵本です。

この絵本を読み聞かせに使われたお母さんやお父さん、保育所や幼稚園でも好評の声が多い様です。
困ったお母さんの逆転の発想のアイデアが爽快で、なるほど!っと思わずうなっちゃうそうですよ(笑)

読み聞かせ中に特によく使われているのは、絵本を読む時にルルちゃんの名前を自身のお子さんの名前に替えて読むこと。

ルルちゃんはいやだいやだって言うけど、→○○(お子さんの名前)もそうだね。

何でもいやいや言うならルルちゃんのママと同じこと、ママもしてみようか?

などなど、お子さんの反応を見ながら読んでみると、息子も困った顔になった、読んでから素直になることが増えたなど、効果があったという口コミも多い様です。

いやいや期が過ぎるまでは毎日長くて大変ですが、こういった絵本で客観的に読んで、見て息抜きしながら親子で一緒に楽しく乗り越えられたら良いですよね(^^♪

この絵本を作った著者せな けいこさんの作品は他のものも名作なので、「いやだいやだ」や「ねないこ だれだ」を読んだ後は、ぜひ手に取って読んでみてください。

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