日本で一番売れている絵本「いないいないばあ」の見どころについて

文:松谷 みよ子 

絵:瀬川 康男
出版社:童心社

発行年:1967年

対象年齢:乳幼児~
ページ数:20ページ

見どころと感想

売り上げが700万冊を超えている日本で最も選ばれている絵本です。「ミリオンぶっく2022 取次会社トーハン調べ」

この絵本は乳幼児~3歳くらいまでの小さいお子さんに特に人気です。

出典:童心社 文:松谷 みよ子 絵:瀬川 康男

絵本のお話は色んな動物たちが手で自分の顔を隠して、次のページで「ばあ!」と見開きいっぱいに顔を現すというシンプルな作業の繰り返しですが、どのお子さんも、満面の笑顔で声を出して笑ってくれると評判です。
単純な繰り返しだからこそ、あかちゃんでも理解しやすく面白いのだと思います。
ほとんど絵で見せる絵本なので、文章量が短文で読み聞かせる時間が短いところも飽きやすいお子さんにピッタリです。

赤ちゃんに最初に見せる絵本の定番

0歳からでも喜ぶ、読み聞かせ出来ると言われるだけあり、ページいっぱいに大きく見やすい動物達が順番に出てくるので、まだ視力が弱いあかちゃんでも見やすい様です。
そのため絵本を読み進めるたびに、あかちゃんがわらってくれると思います。
よく本屋さんなどで「これをみたら必ず笑う!」という紹介文がありますが、まさしくその通りだなと実感できる絵本です。

お仕事で忙しいお父さんにも子育てでお疲れのお母さんにもおススメできる「手軽に赤ちゃんをご機嫌にできる絵本」です。

親子のふれあいにうってつけの絵本

ただ読み聞かせるだけでなく、絵本の動物たちと同じように、ご両親がいないいないばあをしてあげながら読むのがオススメです。

この絵本は、動きを入れながら読むことで、より面白さを倍増させることが出来ます。

「いないいないばあ!」が嫌いな子どもは、おそらくいないですよね。

読み聞かせというのが、親子でいっしょにやる遊びの一つだという気持ちで、シャイなお父さんもぜひ全力の変顔で笑わせてあげてください( *´艸`)笑

そして最後の「こんどはのんちゃんが・・・」のところは、お子さんの名前にして読んであげてください。
きっと、とっても喜ばれますよ(^^♪

昔から新聞でもメディアでもオススメ絵本のナンバーワンに選ばれ続けたあかちゃんをあやす絵本の定番作品。
はじめての絵本デビューに、ぜひ手に取ってみてください。

おまけ

いないいないばあには、いくつか作品があって、こちらの絵本もオススメです。

タイトル名:いないいないばあ あそび

作・絵: きむら ゆういち

出版社: 偕成社

発行年: 1988年

対象年齢:乳幼児~ ページ数:29ページ

累計発行部数270万部以上を突破した絵本。※
こちらは動物だけでなく空想上の生きものも登場しますよ。
ページをめくると顔が飛び出す仕掛けが施されているので、なりきるのが苦手な親御さんいにオススメです。

※出典:https://www1.e-hon.ne.jp/content/cam/2021/millionbook.html 全国書店ネットワークe-hon ミリオンぶっくより

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