うさこちゃんとどうぶつえんの見どころと感想

うさこちゃんがお父さんと一緒に動物園へお出かけするお話です。

出典:作・絵: ディック・ブルーナ 訳: いしい ももこ 出版社: 福音館書店

作・絵: ディック・ブルーナ

訳: いしい ももこ
出版社: 福音館書店
発行年:1964年
対象年齢:乳幼児~ 
一人で読むなら:2、3歳~
ページ数:28ページ

見どころと感想

うさこちゃんとお父さんが電車に乗って動物園に行くお話です。 電車は窓から外を見るのではなく、外観から電車の中の窓にいるうさこちゃんを描いているスタイルで、電車でお出かけしている様子が分かりやすいようになっていました。

動物園の動物たちはシンプルに描かれていて、背の高いキリンや肉食動物のライオンなどのリアルな動物たちがまだ怖い年頃の子どもには動物園デビュー前の慣らしとしても良い絵本だと思います。
いざ動物園に行く時に一緒にこの絵本を持参すると安心感、怖さが和らぐアイテムとして活躍することもあるかもしれません。

出典:作・絵: ディック・ブルーナ 訳: いしい ももこ 出版社: 福音館書店

言葉遣いが丁寧、ワクワク感のある描写も魅力的
うさこちゃんを動物園に誘う時のお父さんの「いっしょにくるかい?」というセリフが、連れて行ってあげる感がなく自然な感じがして良いなと感じました。

絵本の中で出てくる電車でお出かけしている時のリズミカルな繰り返しのセリフやカラフルな動物たち、うさこちゃんの高揚感など動物園までの道のりでウキウキ気分、動物園ではワクワクして、とても楽しんでいる様子がよく表されていて、読んでいるお子さんにも伝わり、とても楽しく読める作品だと思います。

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