ノンタンのたんじょうびの見どころと感想

主人公ノンタンの誕生日を友達みんながサプライズでお祝いするお話です。誕生日はその人が生まれた特別な日だということ、大事な人を祝福する気持ちが学べます。

出典元:作・絵:キヨノ サチコ  出版社:偕成社

作・絵: キヨノ サチコ
出版社: 偕成社
発行年:1980年
対象年齢:2、3歳~
ページ数:32ページ

見どころと感想

主人公ノンタンの誕生日を友達みんながサプライズでお祝いしてくれるお話です。
お話中盤までは皆がしていることをノンタンだけは内緒にされるので仲間外れにされたと思って悲しそうな表情やしょんぼりする姿に心が少し傷むことがあるので、それは最後にノンタンを喜ばせるためのことなのだと教えながら読んであげると良いと思います。

出典元:作・絵:キヨノ サチコ  出版社:偕成社

誰かを喜ばせるためにみんなが何かをしようとする姿は良いものだということと、サプライズは喜ぶ人もいれば内緒にされるのを嫌う人もいるということも学べます。

言ったことをそのまま受け取ってしまう子どもに対しては理解するのに難しいかもしれませんが、何度も読んだり、親子で読み聞かせをしながら各心情を伝えてあげることで言葉の真意とか心理的なものも読み取れるようになっていくのに役立つ絵本だと感じました。

最後のページには「たんたんたんたんたんじょうびー」とオリジナルの誕生日の歌を歌うところがありますが、保育所で誰かの誕生日の時に皆で歌ってあげるなど採用しているところも多い様です。

ノンタンシリーズを読んでノンタンが大好きになれば、従来のものではなく、このオリジナルのお誕生日の歌を歌ってあげるのも喜んでくれて良いかもしれません。

また絵本の中にノンタンクッキーのレシピが載っているので、親子で一緒に作って楽しむことも出来ます。お誕生日の日に一緒に作るのも後々思い出になるのでオススメです。

最後に余談ですが、ラストページのノンタンをお祝いする誕生日ケーキにはロウソクが立っていて、その本数からノンタンの年齢が分かる様になっています。

お誕生日の思い出作りや単にノンタンの年齢が知りたい親子にぜひ読んでいただきたい作品です(^^♪

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